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未解明のアレルギー症状。アレルギー性紫斑(しはん)病とは?

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プレドニゾロン

アレルギーにかんする病気でまだあまり知られていない症状のひとつに「アレルギー性紫斑(しはん)病」があげられます。アレルギー性紫斑病は種々の細菌感染症やウイルス性感染症に続発して起こることが多いといわれています。しかし、個人差も大きいアレルギー性紫斑病はまだ詳しい原因があきらかになっていない病気のひとつです。

 

アレルギー性紫斑病はアレルギー反応により起こる血管炎で、アナフィラクトイド紫斑病血管性紫斑病、シェーンライン・ヘノッホ紫斑病などとも呼ばれます。

 

アレルギー性紫斑病にかかると、血管炎で脆くなった毛細血管から出血するため皮膚が紫色になります。アレルギー性紫斑病は現時点では完治がきわめて難しいといわれています。

 

1度しか発症しない人もいれば10年以上も経ってから再び発症する人など、快復後の状態に個人差が大きいこともアレルギー性紫斑病の特徴です。また、アレルギー性紫斑病は子どもが発症しやすく高齢になるほどかかりにくいという考えもあります。

 

また、アレルギー性紫斑病は子どもに多いというデータはありますが、基本的に老若男女かんけいなく発症します。とくに3〜12歳の子どもに多く、女児よりも男児のほうが約2倍の頻度で発症するといわれます。

 

アレルギー紫斑病になると、1〜5ミリ程度の紫斑が見られます。紫斑の発症部位は下半身が中心で、ほかにも腕やお尻など広範囲にわたります。アレルギー性紫斑病の場合は血管が脆くなるので、力が圧迫されやすい部位が中心と考えればいいでしょう。アレルギー性紫斑病によって生じるほかの病状としては、筋肉痛や関節痛、手足のむくみ、腹部や腸の痛みなどが代表的です。

 

 
一般的には、紫斑病の治療法にはステロイド系の薬やプレドニゾロン、デキサメサゾンなどを使用されるケースが多いようです。

 

このアレルギー性紫斑病を発症したら尿検査や血液検査で経過観察を行いますが、便や尿に血や蛋白が混ざっている場合には注意が必要です。重いアレルギー紫斑病では、腸重積や紫斑病性腎炎などの合併症が発症するケースもあります。

 

アレルギー性紫斑病による痛みや紫斑はすぐに和らぎますが、何度も発症を繰り返します。しばらく繰り返すと不安になる人もいますが、発症を繰り返しながら基本的には早い人でおよそ1〜3ヶ月間で治まります。

 

 

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